HATALUCKは、サービス業が日本の社会において重要な役割を果たしていることに注目しています。サービス業は日本の産業別GDPの70%を占め、全就労人口の約60%が従事するという、経済と日々の生活を支える基盤的な産業です。サービス業の安定と成長は、人々の生活の豊かさ、社会全体の幸福に直結すると言っても過言ではありません。
しかし、サービス業には長年にわたり解決するべき課題が山積しています。とりわけ顕著なのが「人材不足、労働生産性の低さ、賃金の低さ」。これらの課題は、非正規労働者の多い業界構造に起因し、必要な「人材投資」の遅れがその背景にあります。その結果、サービス業で働き続けることへの将来不安や社会的地位の低迷をさらに深刻化させています。
日本の最大の産業でありながら、不安定さに苦しむ現状。そして、その中で働き続ける多くの人々。このような状況がある一方で、人が介在することでサービスという付加価値を生み出す産業だからこそ、変革の鍵を握るのも「働く人」。デジタルに頼った業務効率化だけではなく、「働く人」が自ら考えて行動を起こせる仕組みが、この課題解決の鍵になる。HATALUCKはそう考えます。