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リクルーティングからのお知らせ
組織は自分を映す鏡。サーベイを通して自身の強み弱みを知り、行動を変容を促進する
以前のコラムで宣言をしていた通り、今年3月、HATALUCKではマネージャーを対象とした360度サーベイを実施しました。今回は、このサーベイをもとに行ったマネージャー研修についてご紹介します!
HATALUCKがマネージャーに期待していることやマネジメントの重要性についてはこちらのコラムをご覧ください。
■コラム#8 成長に必要な7・2・1の法則とリーダーの役割
マネージャーは組織内において経営陣とメンバーの間を繋ぐ結節点機能、調整機能をになってもらいます。大目的を描く経営層と、日々の顧客への貢献を目的とするメンバー層とは、時間、空間軸で視界にズレが生じます。その視界のズレをいかに少なくするかを担うのがマネジャーの役割になります。
今回の研修はマネージャーに必要な「マネジメント領域」を時間軸(長期・短期)、領域(仕事、人)の2軸に分けて表される4象限(仕事の変革・仕事の改善・組織の開発・人材の開発)とマネジメントを行う土台となる「リーダーシップ」を合わせた5つの領域で組織状態やマネジメント状態を測定するサーベイを実施し、サーベイ結果から組織の課題を明確に把握し、自身のマネジメントをどのように変えていくのかを内省するプログラムにしました。
サーベイはそれぞれの領域ごとに設問がいくつか用意されており、「求めている」「できている」の2つの視点から上司と部下に5点満点で点数をつけてもらいます。以下のように、「求めている」し「できている」場合は、そのマネージャーの強み。「求めている」けれど「できていない」という数値が出たら弱みとなります。
研修では、まずサーベイの読み解き方からレクチャーが始まり、自分のサーベイから「強み」と「弱み」をピックアップし、日常での思い当たるシーンをあげてもらいます。その上で「上司から見た自分はXXXなマネージャーである」「部下から見た自分は〇〇〇なマネージャーである」と一言で自分がどういうマネージャーであるかをまとめてもらいます。
自分自身が普段の職場でどう映っているのか? 上司やメンバーが期待している声は何か? マネージャー同士がお互いにサーベイ結果を見せ合い、それぞれの視点から質問し、アドバイスを行い、内省を深めることを手伝います。1人あたり1時間以上の時間をかけてじっくりと、自身の写し鏡としてのサーベイを読み解き、内省を促します。
最後に、全てのマネージャーが自身のマネジメント課題を認識し、そして今後どのように考え、行動を変えるのかを宣言してもらいました。
後日、マネージャーには研修の結果と宣言したことをそれぞれのグループメンバーに報告し、ディスカッションをしてもらいます。そして今年の12月に再度サーベイを実施し、半年間のマネジメントの変化度合いを可視化し、もう一度振り返りをしていただく予定です。
今後拡大期を迎えるHATALUCKにおいて、MISSION、VISIONの実現のためには、各マネジャーがもう一段、二段と成長してもらうことが不可欠です。それぞれのマネジャーに今よりひとつ上の役割を担って欲しい、そのために必要なことを時間をかけてゆっくり考えてもらいたい。こんな思いで研修を設計しました。
新卒が4月に入社し、7月に本配属を迎えるこのタイミングかつ、市場の流れを読みながら経営戦略も振子のように大きく変わるHATALUCKにおいて、この研修を実施したことで大変有意義な議論ができたと感じています。 それぞれの視点から、新しい組織連携のアイデアも出る場になり、今後の展開が楽しみです!