INFO
リクルーティングからのお知らせ
自己認識と他者認識のGAPを把握し、キャリアを形成するための武器にする「STARサーベイ」の自社開発と研修の実施
ついに、4月入社の新卒1期生の研修が6月に終了し本配属となりました!
新入社員研修については4月のコラムでもご紹介いたしましが、今月はこの研修3ヶ月の振り返りとして行った「STARサーベイ研修」についてご紹介いたします。
STARの観点とは専門スキルよりもまずベースとして新卒が持っておいて欲しい「スタンスの観点」となり、それぞれSay(発言する)、Target(目的を考える)、Action(行動する)、Roleplay(相手の立場に立つ)の4つのポイントをまとめたものとなります。
新入社員研修では一番にこの観点を教え、働く上での土台としてもらいました。
*新入社員研修の詳細は以下のページからご覧ください。
この3ヶ月の間、新卒にはテレアポや展示会でのリード獲得、競合調査や導入後のお客さまの運用設計など、様々な業務を横断的に経験してもらいました。それぞれの業務の得意不得意や、好き嫌い、高い目標に対する行動の難しさや楽しさなど、「学生時代では分からなかった自分の強さや弱さ」に出会える貴重な機会になったのではないでしょうか。
一方で具体的な業務に視点が落ちすぎると元々の大切にしなければいけないスタンス(STARの観点)がおざなりになる可能性があります。
そこで今回、3ヶ月の研修を終了し、本配属となる7月のこのタイミングでSTARの観点で自己認識と他者認識のGAPを見るサーベイを実施いたしました。
サーベイはSTARの観点にHATALUCK VALUEを合わせた5つの観点からそれぞれ細かく6問ずつの設問を用意し、その設問事項に対して「できている」かどうかを1〜5段階評価で、自己認識と周囲社員から客観的に評価をつけてもらいます。
たとえばSayなら「間違いを恐れずに自分の意見や考えを周囲に発信すること」「事実と感情を分けて報告、相談、連絡すること」などの設問に対して5段階でできた度合いを評価します。
評価者はこの3ヶ月一番新卒に近く関わっていた研修プロジェクトメンバーとメンター、コーポレートデザイン室の7名。 5〜10年後にこの新卒2名がHATALUCKのリーダーや経営者として活躍しているために、逆算して今できているかどうかを基準に評価をつけてもらいました。
合わせて新卒自身も同じ設問に対して自己評価を行い、周囲からの評価と自己評価のGAPを帳票として出力しました。
この帳票結果をもとに、土曜日に4時間半の時間を設け、新卒とメンター、私とCEO染谷の6名で帳票結果から見える「自分の武器」と、「これから伸ばすべき・変えるべきスタンス」を1人1時間〜1時間半をかけてアドバイスをし合いました。
周囲から「できている・できていない」と思われていることと、自分が「できている」と思っていることのGAPを表すことは一見とてもショッキングな内容だと思います。しかし、このサーベイの各設問は1問1問が独立しているわけではなく、その組み合わせによって自らの特徴を見せるものです。一つの設問に対してできたかできていないかの点数の差を一喜一憂するのが重要なのではなく、この全体の数値を見て自分が普段どのような思考で行動をしているのかを分析し、知ることが大事です。そして、なぜ、そのように見えていたのか?ということを普段の仕事の場面での行動や発言をイメージすることが重要なのです。
自分を知り、その先の自分のキャリアをと重ねた時に、必要で足りないことならば思考や行動を変え、強みであれば、それをもっと伸ばすといった選択と集中もキャリア形成には必要です。
このサーベイは今年の年末の12月頃にもう一度実施する予定です。この半年、強みである武器を使って成果を出し、成果を出すために不足しているものを克服する。それに注力し、半年後に目指すべき姿を獲得できるように周囲はフォローをしていきます。
この新卒者を成長させるためのフォロー体制を整えるために、戦略的にMgrサーベイを3〜4月に行いました。また、新入社員の研修は全社員が関わるように設計してきたのです。
まだまだ入社して3ヶ月、できていなことも足りないこともあるのが当然ですが、重要なのはこの半期でどれだけ自分が伸ばしたいと思ったスキルを伸ばせるかです。
「なりたい自分に全力で向き合う人を応援する組織」にするためにも、今後も社員一人ひとりが自分のキャリアと向き合う研修を定期的に実施していきたいと思っています。