先輩社員と一緒にHATALUCKの会社の魅力、競合を調べながら、新しいリクルーティングサイトのコンセプトを考えました

先日、2025新卒採用で内定承諾者3名とともに、リクルーティングサイトを刷新するためのコンセプトワークを実施しました。
このワークにはリクルーターや有志の社員も参加し、ディスカッションを通して会社の魅力の再認識と次年度の新卒採用の学生にどのようなキャッチコピーでメッセージを訴求するかを考えました。

今回のコラムでは、そのコンセプトワークの様子をご紹介いたします！

■会社の魅力を再確認

最初に、自社の魅力を再確認するために、4P（Philosophy, Profession, People, Privillege）の軸を用いて会社の特徴を言語化しました。

参加者にはそれぞれ、自分が入社した理由や在籍し続けている理由を書き出してもらい、改めて自社の魅力を再認識してもらいます。さらに、内定者がなぜHATALUCKを選んだのか、先輩社員がHATALUCKで働くことにどんな魅力を感じているのか、その理由をお互いに共有し合うことで会社の魅力要因を深めてもらいました。
内定者の中に、改めて私たちの会社で働くことの意味をシェアしあい、深いレベルでの相互理解に繋がりました。

■競合分析

次に、事業競合企業の理念やサービス展開を分析しました。競合を分析することにより、会社の外からHATALUCKのサービスの特徴や見え方がわかってきます。自社サービスとの共通点や差別化ポイントを書き出し、これから先HATALUCKは顧客にどのような価値を提供するべきかを議論し、発表をしてもらいました。

新卒採用で採用された学生が入社して活躍するのは、数年後のHATALUCKです。そのため、社員や内定者が市場環境を理解し、3年後・5年後の中長期的な視点で会社やサービスを捉え、どんな会社を創っていくべきなのかを考え語れるようになるきっかけにもなりました。

■新卒採用のキャッチコピーを考える

これらの議論を踏まえ、いよいよメインテーマとなるキャッチコピーを考えます。
新卒採用でどのような人材を求めるべきかを検討し、応募する学生に対してどのようなメッセージを発信するべきかを考えました。 採用での求める人物像は「他者貢献」「目的への共感ができていて、自分の意見を持っている」「価値観・ビジョンに対する体験を持っている。思いがある」「気持ちが良くて華がある」などが各グループからあがってきました。

この求める人物像をイメージし、その人に響くキャッチコピーを各グループで1時間ほどかけて考えます。

■内定者からの新鮮な意見

最後、各グループが考えたキャッチコピーを発表し、一番新卒採用の候補者に近い、内定者からも先輩社員グループが作ったコンセプト、キャッチコピーにフィードバックをもらいました。

HATALUCKに3〜4年在籍している社会人歴10年程度の社員グループのキャッチコピーに「それだと体育会系みたい」「最初からそのキャッチコピーだとウッとなる…」「最初に覚悟を求められても抵抗がある」といった鋭い意見が多く寄せられていました。言葉選びの感覚の違いに、既存社員はかなり衝撃を受けた様子で、新鮮な気づきになったと思います。

これらのフィードバックはキャッチコピーの見直しだけでなく、新卒採用での面談や面接でのメッセージの伝え方や後輩指導の見直しなど、日常業務の改善点を見つける貴重なヒントとなります。参加した社員からも日頃のコミュニケーションを見直す機会になったといった感想も上がりました。

今回のコンセプトワークは、丸１日時間を使って、内定者と社員が一体となって協力し、会社の未来を見据えた議論を行うことで、社員と内定者のエンゲージメントを向上する重要な機会となりました。

今後もこのような取り組みを通じて、より魅力的なリクルーティング活動と、企業文化をつくる人の育成に力を入れていきたいと思います。