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リクルーティングからのお知らせ
新卒者が経営幹部になるために必要な「スタンス醸成」を1年で実現します。
2024年新卒の新入社員が4月から入社をしました。今回のコラムではこの3ヶ月にわたっての新入社員研修についてご紹介します。
基本的な考えは昨年の1期生研修を踏襲しながらも、今年はマーケティング、セールス、カスタマーサクセス、パートナーストラテジー、マーケットプロデュースという主要グループでジョブローテし、各グループごとのインプットと、難易度の高い課題を設定してアウトプットをしてもらうことで「クリア(合格)」を獲得していくという、ゲーム要素を入れつつ、適度なプレッシャーとインプット、スループット、アウトプットをする機会を増やしました。
▶︎昨年の研修はこちら
今年の新卒研修のそれぞれの狙いは以下の通りです。1年を通して新卒入社者の「スタンス」を整えるのがHCグループの目的です。
社会人としてのスタンスが醸成されていないと、どれだけ専門スキルやビジネススキルを身につけても砂の上に城を築くようなものです。新人時代に培っておく必要があるのは、「仲間と協業する上でのスタンス」です。それがなければ、協業において関係性をうまく築けずに、成果に繋がらなかったり、成長機会を手にできなかったりと、結果、成長の発射角度が落ちてしまいます。これは長い期間を経ると、大きな成長の差を生み出してしまいます。これがCEO染谷の持論でもあり、入社後の発射角度を高めるために、HATALUCKの新人教育はまずは「仲間と協業して成果を出すために必要なスタンス形成」にこだわった育成をしているのです。
そこで、今年は去年の反省も生かしつつ、以下のような研修を行いました。
昨年の1期生の新卒研修では同じくジョブローテを行っていましたが、研修を通しての最終目標はセールスに特化した「アポをとって受注をする」ことを目標にしていました。一方で、その目標に対して新卒者が集中してしまい、他のグループの研修が手につかないという反省もありました。
今年はその反省点を活かし、最終目標の受注だけにフォーカスされずに、全グループの理解が進むようにグループ毎の課題をクリアしていく設計にしました。
それぞれの課題自体も決して座学の研修を受けたらクリアできるような簡単なものではなく、実践的で何度も失敗と挑戦を繰り返し、思考を重ねなければクリアできない課題です。(例えば、商品開発部門からの課題は、海外進出する先の国を各種調査データ等を使って、選定して発表し、商品開発部門の社員から合格をもらうこと)
限られた時間の中で成果を出さなければいけないプレッシャーもかかるため、今年は全社員に新卒の研修状況や、課題のクリア状況をリアルタイムで共有し、全社員で新卒に声をかけたり、チアアップできるような体制を整えました。
新卒社員には、必要な業務の取捨選択やゴールを達成するための逆算思考、優先順位づけなど、仕事をする上での葛藤を体験させ、自ら考え、さまざまな社員にアドバイスをもらいながら研修を進めてもらいました。社員からは研修の課題が厳しいのではないかという声もありましたが、結果、3ヶ月の研修期間で、新卒2名どちらも個人目標をクリアし、最後の経営者プレゼンも合格を勝ち取ることができました。
改めて新卒入社者の成長速度ややり切る力を目の当たりにし、先輩社員にも力が入りました。新卒だけではなく社内にも良い影響が現れた研修だったと思います。
7月13日(土)にこの3ヶ月の研修を振り返って自身のスタンスをメンターと一緒に確認するスタンスサーベイ研修を実施しています。 新卒2名にはこの一連の研修で見えてきた課題や強みを活かして日常業務に取り組んでもらえるようHCでも引き続きフォローしていきます。