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リクルーティングからのお知らせ
会社経営に対する社員からのメッセージが込められた、エンゲージメントサーベイ結果に対して、CEOが全社員に直接語りかけ、対話するキックオフを開催
ヒューマンキャピタルグループでは昨年、新卒1年目やメンバー、マネージャーそれぞれに向けたサーベイを行なってきましたが、昨年末に、会社の「エンゲージメントサーベイ」を実施しました。「エンゲージメントサーベイ」は会社そのものに対するサーベイのため、いわば経営陣に対するサーベイと同義です。
今回はそのサーベイ結果をもとに社員で話し合い、社員から経営者への質疑応答をキックオフで実施しました。その様子をコラムにしてご紹介します。
まず、HATALUCKでは3ヶ月を1年と見立てたスピード経営を行なっているため、社員全員の視界一致のために四半期に1回キックオフを開催しています。コロナ禍ということもありこれまではオンラインで開催をしていたのですが、新しい仲間も徐々に増え、組織が拡大する上ではリアルでのコミュニケーションが必要と考え、今年よりキックオフを全員リアル参加で行うこととなりました。
今年初のキックオフでは昨年末に実施をした「エンゲージメントサーベイ」を中心に会社経営における課題を全員で話し合いを場を作りました。
「エンゲージメントサーベイ」は会社と個人を結びつける「魅力要因」を抽出し、「会社」「理念」「事業」「仕事」「組織」「人材」「制度」「環境」のをベースに設問を設定し、それぞれの設問に対して社員が「求めている」度合いと「できている」度合いの2軸でサーベイに回答します。
Mgrが課題に感じていることと、メンバーが課題に感じていることの違いや部署ごとに課題と感じている度合いの差はありますが、サーベイの結果を分析したところ大きく以下3つの課題が見つかりました。
1、商品・サービスの品質や競争力に対する考え
2、仕事内容の魅力や意味、誇り
3、組織の一体感を感じられるか
これらに対して改めてグループごとに結果を見ながらディスカッションをし、各グループの意見や質問をもとに経営者がこの課題に対してどう対応しようとしているのかを直接質問する場を作りました。
各グループの意見や質問は鋭いものも多く、
「サービスに対しての自信と競争力、メンバーは満足度が低い状態だが経営陣は普通くらい。なぜ差があるのか。経営層はどう捉えているか(問題があると捉えていないのか)」
「サーベイ結果のサマリを見るとどれも解決には時間がかかるものだと思うが優先順位はどのようにつけようとしているのか」
「メンバーは企業理念が浸透していると感じている結果が出ているが、経営陣やマネージャーはまだまだ企業理念が浸透しているわけではないと感じているように読み取れる。なぜそういうGAPが発生しているのか」
といったような意見や質問を直接CEOの染谷にし、対話形式で対応策を一緒に深掘りしていく時間になりました。
2024年はこれらの課題を解決するためにカンパニーOKRと各ユニットのOKRに上記の課題解決を目指した目標を設定し、その場で全社員がこの目標に向かって進むことの視界共有を図りました。
組織が大きくなってくるとどうしても情報の透明性が不足したり、経営層との距離が離れてしまうため、今回のような機会を通して定期的にお互いに何を思って仕事をしているのかの考えを共有する機会はやはり重要だとHCとしても実感しています。「エンゲージメントサーベイ」は会社の健康状態を図る指標となりますので、半年1回程度定期的実施し、引き続きこの課題が解決されているかのチェックと、新しい課題への対応を行っていきたいと考えています。