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リクルーティングからのお知らせ
メンバー全員が成果を出せるように。組織変革の担い手であるリーダーがやるべきこと
2022年ももう終わりが近づいてきています。
今年はHATALUCKにとってヒューマンキャピタルグループの発足や社員研修の初実施、新人事制度設計の準備などあっという間の1年でした。
今回はHATALUCKが2023年からさらに力を入れていきたい若手リーダー層へのアプローチについてご紹介していきたいと思います。
2023年のHATALUCKは200%以上の事業成長と、さらには新卒1期生が入ってくる年になります。
大きな目標を達成するためには新卒を含めた社員一人一人が、一皮むけてパワーアップすることがHATALUCKには必要になる1年になります。
実は、第1回目のHCコラムで日々の成長について以下のようにご紹介をさせていただきました。
『人材価値の最大化を図るのには、研修が充実していることだけでは無く、日常業務で実行と内省を繰り返し、仕事における「持論」を持つこと』
今回はこの部分のもう少し詳しい内容についてご紹介していきたいと思います。
ロミンガー(7・2・1)の法則をみなさんはご存知でしょうか?
これはアメリカのロミンガー社が経営幹部等に必要なリーダーシップを身につけるために必要だった要素を調査した結果わかった法則です。
この法則からわかったことは、成長につながる学びの7割を占めるのは「業務経験」、2割が「上司や先輩からの薫陶(指導やフィードバック)」そして1割が「研修や読書」ということです。
ここで重要になってくるのがリーダー層の存在です。
なんと成長の要因となる9割が日常の経験・上司や先輩から学んでいることになりますので、この日常の業務経験をどれだけ深く濃く経験してもらい、そしてそれに対して適切な指導やフィードバックができるかで、人材としての成長が大きく変わってくることになります。
そのため、OJTを導入している企業が大半を占めていると思いますが、ここで関わる上司や先輩がこの本質を理解していなければもったいない時間となってしまいます。リーダーとメンバーとの信頼関係やコミュニケーション、メンバーに与える影響力の大きさを理解しながら、どのようにメンバー全員を成果が出せる組織にしていくかをリーダーは本気で考えていく必要があります。
一方で、特に近年はビジネスの将来の予測がしづらく、周囲を取り巻く環境も複雑化しているため、リーダーに求められることも変化しています。
この様な環境で、リーダーが多様な特徴や能力を持つメンバーを導き、成果を出すために必要な力は、「意味付ける力」だと思っています。
自分の仕事にはどんな意味があるのか。それを理解して行う業務は仕事になります。しかし、業務の意味が分からず行うことは単なる作業になると考えるからです。それは、アウトプット(成果)に大きな違いを生み出します。
リーダーには業務(タスク)に意味づけをして、仕事(お客様の問題解決・願望の実現)にすることができる力、メンバーの仕事への意識を変える力、行動を変える力が必要となってきます。
そして、残りの1割を占める研修は日常業務に対する気づきやきっかけを与えるための区切りや普遍的な考え方を学ぶ機会として位置付けると「日常業務→薫陶→研修→日常業務・・・」といった一連の流れとなって成長を加速させると思っています。
そのため、来年は360度サーベイなども入れながらより次世代経営者候補、マネジャー候補のリーダーシップの発揮の強化を行い、全社員の成長を促進させていきます!
来年のHATALUCKの躍進にご期待ください!!
今年もありがとうございました。