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リクルーティングからのお知らせ
あなたが本当に輝ける企業に出会うために必要な視点
HATALUCKでは、新卒採用で1ヶ月約30名くらいの学生とお会いし、学生のキャリアについてやHATALUCKについてカジュアル面談を中心にお話をしています。その中で、学生の皆さんからひしひしと伝わってくるのは、スタートアップに対する言葉にしづらい恐怖感です。
今回は、就職活動をしている学生さんに向けた企業選びのポイントについてコラムを書こうと思います。
まず、最初に伝えなければいけないのは、スタートアップも大手企業も同じ会社です。法外な労働をさせているわけでも、特別な才能を授けられた人が働いているわけでもありません。
HATALUCKは約35名の社員が在籍しており、20代〜40代、男女限らず結婚している社員も多く、子供がいる社員も多いです。むしろ働き方への考え方や施策にもかなり柔軟性があり、HATALUCKで働いているからこそビジネスパーソンとして成長をしている実感がある人が多いと思っています。
しかし、これらを説明しても、学生の不安は払拭されません。それはなぜかというと、学生の皆さんは働いたことがないので「目に見えるものさし」で企業を測ろうとするからではないでしょうか。
目に見えるものさしとは、給料、福利厚生、平均残業時間、1日のスケジュールなどです。簡単に他の企業と比較して、多い少ないを判断することが可能です。しかし、これらはその会社一つの側面でしかなく、それが会社を判断する大きな材料とはならないと思うのです。
もっと大切なことは、「目に見えないもの」にあると思います。
- 会社の価値観は社員に浸透しているか?
- どんな経験が成長に繋がったのか?
- 何が働く喜びになっているのか?
など、これらは目に見えないものですが、一緒に働く上で価値観が合致していることは、あなたのビジネスパーソンとしての成長に大きく影響を与えます。
なぜなら、その価値観が会社としての判断軸になるからです。
大きなプロジェクトを成功に導くためには、さまざまな判断が付き纏います。その時、何をもって判断するのかは、会社が持つ価値観である「ミッション、ビジョン、バリュー」になります。それが無い会社や、社員に浸透していない会社に高度な判断はできません。
なぜなら、社員個々人の経験や勘に頼ることになり、社員は大きなストレスを感じます。会社や組織に「価値観」が無いと、うまくいかなかった場合など、個人の責任にされ、仕事をすることに大きなストレスを感じてしまいます。また、どちらをとってもメリットやデメリットがある大きな案件の場合、会社として意思決定ができず、チャンスを逃すこともあるからです。
よって、目に見えない会社の価値観は、働く上でとても大切なのです。
また、安定を望む学生も多いのですが、真の安定とは環境の変化に対して、適切に適応し続けられることです。変動的で不確実的で未来の予測が難しい現代だからこそ、環境変化に素早く適応し続けていかなければ安定からは外れてしまいます。
本当の安定や普通の生活を望むなら、会社基盤を意識するのでは無く、会社としてどんな変化適応をしてきたのか、変化適応していくだけの社員の意識の強さ、実際に行動がされているのかを見る必要があります。そして、あなたが変化に対して、適応していく事を強く意識することが重要です。
このことに気づいていて、変化をチャンスにとらえて仕事をし、「市場価値を上げたい」「成長したい」という学生も多くいらっしゃいます。しかし、惜しいのは「だから大手企業や事業をたくさん行っている会社にいけばいい」と思っている方が多いことです。
あなたのキャリアは会社が決めることではなく、自分が決めることだからです。
会社の定期異動やローテーション人事に従って仕事をしても、市場価値が高くなるとは限りません。大事なのは”そこであなたがどんな経験を積めるのか?”です。ガクチカと同じですね。
会社が提供しなければならないことは「成長機会」です。
「若手から任せてもらえるか」「若手にも裁量権が与えられるか」を聞くのではなく、
- 成長したいと願う社員に、機会が提供されているのか。
- キャリアの方向性を話し合える機会があり、キャリア形成をしっかりと実現できていけるのか。
これがあることが一番大事なのではないでしょうか。
だから、HATALUCKの面談・面接では、あなたがやりたいことは何か、どんな社会や世界にしたいのか、思いの強さと、その根源にある価値観を聞いています。
どの企業で何の仕事をしていても、自分がその仕事をする意義や価値を納得した上で仕事をするかしないかでは「働く」ことの楽しさが大きく違います。
正直、学生のうちにこれを考えるのはとても難しいことですし、社会人として働いていく中で見つけていくことや変わっていくこともあります。そんなに難しくとらえず自分は仕事で何を変えたいのかなと考えてみてください。