COLUMN
SWX総研
この度「はたLuck®︎」が経済産業省が後援するHR総研 HRテクノロジー大賞「人事マネジメントサービス部門優秀賞」を受賞させていただきました。歴代名だたる企業の方々が受賞する中で、私たちを選んでいただけたことを感謝しています。
今回、私たちが選出された理由は以下になります。
「はたLuck®」は、店舗スタッフの行動データを分析し、労働生産性の低下要因を可視化するサービス。店舗運営で必要な業務を改善するためのあらゆる機能を1つのアプリに集約し、「はたLuck ID」を通じて業務行動データを取得することで、店長の管理状態やスタッフの業務貢献度、人間関係を可視化します。これらの機能により、店舗の業務効率化とスタッフの働きがいの向上を支援する優れたサービスであると高く評価されました。
私は創業時から「店舗内の行動データ」を店舗運営の効率化やエンゲージメント向上に活用することで「生産性向上」を実現したいと思っていました。それを実現するために、開発当初から「連絡ノート」での業務の実行・報告や「星を贈る」といった感謝・応援などのコミュニケーションデータを個人単位で取得し、店舗毎やエリア単位でセグメントして分析を行い、店舗内の人間関係・エンゲージメント状態を可視化できるようにしたのです。独自の分析ロジックで行動データを活用して店舗内の状態を分析し、改善に必要なアクションを提示できるところまで機能実装ができてきました。ぜひ、導入企業様に来年の本格リリースで活用いただきたいと思っています。
また、受賞式では私たち含めて24社が表彰され、特に事業会社の人事部が「データ分析」に特化しているチームを作っていることが新しい気づきになりました。
大賞を取った双日さんの人事部も「デジタルHR推進室」という名称で、3年前にITエンジニア出身の室長が創った新設部署でした。データで社員を分析し、現場に提供することで、「客観的なデータを用いることで、より深い対話を創り出す」というコンセプトを掲げていました。イノベーション賞を受賞されたPayPayさんも人事部の中にPeople Analyticsという職種の方がいて、社員のサーベイ結果、勤怠、ビックデータを分析して、活躍する社員や逆に懲戒になったような社員の傾向値を出すような分析をしていました。
HR領域は今後、「データ」を使って科学的に人材、組織作りをしていくことは間違いない流れだと感じます。まだまだサービス業の企業様がHRテクノロジーでは表彰対象になっていないことを考えると、我々がサービス産業の皆様のHR領域をテクノロジーで支援することができると確信しています。
来年は「はたLuck®」を導入いただいている企業様に「HRテクノロジー大賞を獲っていただきたい!」と強く思った授賞式になりました。