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リクルーティングからのお知らせ
エントリーマネジメントー組織の入り口管理ーが強固な会社を創っていく
9月になり、ついにHATALUCK3期生となる2025年卒の採用がスタートしました。
新卒採用の活動も今年で3回目となるHATALUCKでは、ついに、今回の採用からリクルーター制度を導入します。
そこで、今回のコラムでは、HATALUCKリクルーター制度と導入の理由についてご紹介していきます。
HATALUCKのリクルーター制度の意義は以下の3つにあります。
- 学生を採用するのではなく、未来の仲間を採用する
- リクルーター制度=マネージャー候補を作り出す活動
- 入社に至った新卒が、壁にぶつかっても「なぜHATALUCKを選んだのか」という問いかけで原点に立ち返り、困難に立ち向かえる地盤を固める
新卒採用のリクルーターというと企業によって「学生の面談をする人」や「学生についてフォローする人」といった色々な定義があると思いますが、HATALUCKのリクルーターは、学生1人1人に専属の社員がアサインされ、学生が最適なキャリアを選択するために一緒に考え、寄り添い、学生の内省とキャリア観を醸成、言語化を支援します。そして、将来のキャリア観の延長線上に、HATALUCKがあると確信した場合、内定獲得に向けて全力で支援する活動をします。
近年は特に新卒採用が売り手市場なこともあり、これまでの自分の人生や、価値観、志向性をあまり深く考えずとも内定が出てしまう時代です。そのため、残念なことに社会人に入って以降も自分のことがわからない、キャリアで成し遂げたいことは特にない、スキルだけ手に入れたいという方が1〜3年で会社を辞め、「憧れだけで入ってしまった」とか「こんなことしたいわけではなかった」「もっと自分のスキルを活かせる職場があるはずだ」と入社後に嘆くケースも聞かれます。
本来、就職することは自分の生活や人生にとって切っても切り離せない重要な決断です。日常生活では流れてしまうこれまでの自分の棚卸しと未来の自分を見直す大事な節目となることが多いはずです。
HATALUCKが大切にしている採用は、「会社に人を入れるのではなく、人の中に会社を入れる」採用です。
だからこそHATALUCKのリクルーターは次期マネージャー候補として期待する社員をアサインし、未来の仲間となる可能性のある学生の採用に携わり、その人の人生にふれ、その人の本当にやりたいことや大切にしたい価値観に寄り添ってもらいます。そして、最後は学生にとって最も大きな決断である、入社するという意思決定をしてもらうのです。
そこで、HATALUCKでは、先日リクルーターを集めて勉強会を開催しました。
勉強会では学生の就活スケジュールをもとに、どの時期に学生がどんな行動をとっていて、どんなことを感じているか、不安に思っているかのカスタマージャーニーマップを作りました。
また、内定者2名も呼び、なぜHATALUCKに決めたのか、どんな就活スケジュールで活動していたのかをヒアリングしました。
内定者の話を聞いたリクルーターは「ここまでしっかり考えてHATALUCKに入ってくれているのか…」と内定者の内面を理解し、どのようにその考えが醸成されていったのかを細かく質問していました。
ここで重要なのは、内定者がしっかりと自分の価値観や志向性を理解し、なんとなくや憧れではなく「これがやりたいからHATALUCKに決めたんだ」という確固たる信念を持って内定を決めてくれていることです。これがあれば、入社後にうまくいかないことや挫折があったとしても「なんのためにHATALUCKを選んだのか」と立ち返るだけで踏ん張れる地盤となります。
これまではHCが主にリクルーターの役割を担当をして進めていましたが、第一線で活躍するマネージャー候補の社員がリクルーターを務めることで、自分が採用した責任と愛着、そして学生の特性を理解し、入社後も適切なマネジメントができ、さらに何年も続けることで何層にも折り重なりより強固な組織が創られていくこととなります。
すなわちこれが採用の入口管理と言われるエントリーマネジメントであり、1年目2年目の新卒採用活動でようやく基盤が形成されたこの3年目のタイミングで理想の採用体制を敷くことができました。
リクルーター制度はまだまだ今年初めての試みなのでうまくいかないことも多いとは思いますが、基盤を固めて「HATALUCKの選考受けたら受かっても落ちてもいい体験になるよ」と評価いただけるよう精進していきたいと思います。